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宣政殿

宣政殿
ここが王の執務室で、「宣政殿(ソンジョンジョン)」と呼ばれています。 「宣政(ソンジョン)」というのは、「政治と教育を施す」という意味で、 ここで王は、毎朝、臣下たちと国政について議論したり、 儒教の経典や歴史を勉強しました。<br/> 宣政殿(ソンジョンジョン)は、他の建物と違って屋根に緑色の釉薬(うわぐすり)を塗った青瓦が置かれています。<br/> この青瓦は、アラビアから緑色の顔料を輸入して中国の技術を利用して焼いたもので、 現在、韓国の宮廷で唯一残っている青瓦屋根です。<br/> 朝鮮時代には、宮廷の屋根に青瓦を使おうとした王が2人いました。<br/> 第10代王の燕山君(ヨンサングン)は、ここと仁政殿(インジョンジョン)に青瓦を使おうとしましたが、 翌年、王位を追放されて、その願いは実行されませんでした。<br/> また、第15代王の光海君(クァンへグン)も青瓦を使おうとしましたが、贅沢すぎると批判されたといいます。<br/> 朝鮮の国教は儒教でしたが、儒教では質素を最高の美徳としていました。<br/> その教えに従って、宮廷でも不必要な飾りはしないで、素朴な飾り付けをしていたのです。

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